皆様こんにちは、クロスケぽけです!
今回はMON0さん主催の瑠璃色譚冬ノ幕に参加させていただきました。この記事は1試合目、VSチーム「もやしのナムル」の大将戦やっちゃんさん(@yattyan₋poke)戦の記事となります。
大会ルールは書くのが面倒なのでリンクをポン!
というわけでパンダとは再戦ですね。今回はチーム戦の大将戦ということで、いつも以上に気合を入れて戦っていこうと思います。
お相手のパートナーズはこちら!
チーム「もやしのナムル」のパートナーズ
ぼくら「ヴォルデモート御一行様」のパートナーズ
全員分僕が作った!なお欠陥として水ロトムとハバタクカミが重く、全員が毎試合頭を悩ませることとなる。
・事前考察
まずはパートナーズ単体の考察から。
コノヨザル 選出予想8/10
本人がとても信頼してそう。一般的なビルド憤怒型は物理一辺倒のこちらのパートナーズに非常に刺さっている。それ以外を考えるのであれば、1舞したカイリューを確実に止められるスカーフ命掛けか、起点作成。ただし、電気玉投げつけるはこちらの初手テツノワダチのはたきで仕事を失うので可能性は低い。
ドドゲザン 選出予想2/10
四方八方から飛んでくる格闘技で動きづらそう。テラを切らないと行動保障ができず、なによりただでさえ辛めなテツノカイナに絶望的に弱い。サルとこいつしかステロを撒けないが、起点作成だとしても優先されるのはコノヨの方。多分抜けると思う。
テツノツツミ 選出予想8/10
重めなカイリューに強く、カイナをはじめ全体的に特殊に薄いこちらのパートナーズに良く通る。ミラー意識のSエナジーかスカーフ、または球などの火力補強と予想
ソウブレイズ 選出予想4/10
刺さりは微妙。鬼火ビルド型以外での選出は難しく、それでもアンコールカイリューに逆起点にされる。ただ、無念の剣で初手のステロ撒きワダチを回復しながら突破ができる。
マスカーニャ 選出予想4/10
カイリューがとにかく邪魔。出すならスカーフで、初手蜻蛉から展開してくる型と予想。じゃれ蜻蛉けたぐりは必要になるので、トリフラかはたきを切っていそう。
サーフゴー 選出予想6/10
マスカーニャを出すのであれば、神速カイリューケアで入れなければならない枠。重めのカイリューに強い型で、HBに厚めに振った再生持ちと予想。
自由枠予想
相手視点、こちらのパートナーズで重い順が
カイナ>カイリュー>マスカ≧ワダチ という感じ
少なくとも重めなカイナに厚くする必要があるので、鬼火持ちまたは抜群を付ける何かと予想。
そうなると、やで鬼火を入れるルートとで正面から圧力をかけるルートの二つが存在する。カイナが飛行テラやフェアリーテラでカウンターを仕掛けてくることを考えると、鬼火が最も無難で汎用性の高い対策となる。炎ケンタロスやフレアソング兄貴も鬼火が撒けるが、汎用性を考えると採用される可能性は低い。
ただし、鬼火撒きをドラパにするとドドゲザンが非常に重くなるという弊害もある。
その他、純粋にパワーの高いを連れてくるルートもある(来るのであればカイナに厚めなCSフェアリーテラバと予想)
まとめると、相手の自由枠は
HB鬼火
特殊or鬼火電磁波祟り目
CS妖テラ
AS襷orスカーフ
本命をドラパとし、その他鬼火勢から来ると予想した。
最終的な相手の並び予想は
@HS残飯ビルドor HSスカーフor襷ステロ
@CSスカーフor球
@ASスカーフ
@HASシュカor風船
@HC風船or残飯
自由枠@CS襷鬼火電磁波or@HB鬼火
これらを踏まえて、こちらのパーティを組み立てていく。
まず、上記の並びに非常に刺さっていて、なおかつ相手の自由枠予想全てに有利が取れるをカエデニキのパートナーズから借り、眼鏡で採用。
フェローチェのような性能を持つこのポケモンの行動回数を増やすには、構築単位での工夫が必要となる。そこで、お友達であるナツさんがレート2000を達成した構築「孕ませマスカナンジャモ」を参考にし、遅いHDチョッキの後攻ボルチェンで対面操作を行い、着地回数を増やすことにした。同速等不毛なツツミミラーを一方的に拒否する狙いもある。
この並びでは壁+龍舞カイリューのような積み構築に勝てない。カイナに瓦割りを採用する手はあるが、相手の壁貼りがドラパの可能性を考慮すると直接的な対策にはならない。よって、を積みに切り返せるアンコ型で採用することに。ツツミ+カイナ+カイリューを基本選出とし、残りを決めていく。は笑っちゃうくらい刺さっていないので留守番、を若干重めなチオンジェンを意識した型に、とはどうせ出さないので適当にカスタマイズし、構築が完成した。
・構築紹介
図太い マルチスケイル 食べ残し テラ:飛行
H244 B116 C4 D4 S140(197-×-143-121-121-118)
エアスラッシュ アンコール 羽休め 高速移動
S↑2で最速スカーフコノヨザル抜き
エアスラッシュで無振りテツノツツミ95.3%で2発で撃破
高速移動を採用することで、あと投げサルの命がけでの切り返しや、龍舞をアンコしたカイリューに追い付いてのアンコ継続ができる。基本の役割は重めなコノヨザルに対するクッションやツツミカイナで荒らしまわった後の詰め。NNのとめるまんは某スマブラプレイヤーの配信をスナイプする黄色ヨッシーから。
ドドゲザン
意地っ張り 総大将 命の球 テラ:飛行
A252 D4 S252(175-205-140-×-106-102)
アイアンヘッド 不意打ち 瓦割り 剣の舞
全く出すつもりが無いのでかなり適当。ミラー意識で瓦。
マスカーニャ
意地っ張り 深緑 気合の襷 テラ:フェアリー
A252 D4 S252(151-178-90-×-91-175)
はたき落とす 不意打ち 挑発 毒菱
相手自由枠がチオンジェンだった場合のみ先発を考える枠。処理速度の遅いカイリューと相性のいい毒菱採用。最後っ屁の不意打ちの火力を伸ばすためA特化
テツノワダチ
意地っ張り クォークチャージ メンタルハーブ テラ:水
A252 D4 S252(165-180-140-×-91-158)
ツツミで技打ってるだけで勝てそうなら出すかも。ソウブレイズや特殊ドラパのケアで水テラ
テツノカイナ
生意気 クォークチャージ 突撃チョッキ テラ:飛行
H252 B4 D252 S個体値0(261-160-129-70-132-49)
相手ドドゲザンの下を取るため最遅個体。Cに下降補正を掛けないことで、D4振りテツノツツミに対するボルチェンが51%以上入る(下降補正ありだと77%乱2)
勇敢HDと生意気HDで迷ったが、無振りA補正は160→176で16増加、対してD補正チョッキ込みで180→198と18増えるので、増える数値がお得な方を選択した。その硬さは恐ろしく、C176ツツミのフリドラが確定8発となる。
技は初手ドラパに封じ→ボルチェンと入るため2枠は確定、クリアボディだった場合に殴りに行ける冷パンと、役割対象であるサーフゴー等への打点となる地震を選んだ。
臆病 クォークチャージ 拘り眼鏡 テラ:水
C252 D4 S252(131-90-134-176-81-206)
ミラー意識の最速。安易に水テラを切るとスカーフツツミのフリドラで縛られてしまうので注意が必要。カイナの体力管理が大切になる。このポケモンを通すことがメインの勝ち筋なので、相手がテラを切りそうな対面は突っ込まずに一度カイナに回して様子見することを意識したい。
かくして完成したパーティがこちら!
基本選出は初手裏に。事前にツツミとカイナのダメ計を100万回行い、ダメ感と試合感覚を掴むことを心掛けた。
・対戦編
選出画面
お相手の自由枠は。猫冷パン持ちでカイリューに厚めにした型だと予想できるが、電気の一貫を消す蓄電願い事等の可能性もある。ツツミを見てソウブレイズとマスカは投げにくいはずなので、相手の選出はサルツツミサフゴパモから3匹と予想。先発は誰が来ても一発は耐えることができ、ボルチェンで対面操作のできる、裏に軸であると、この2匹で重めなコノヨザルを相手取れるを選択した。
クロスケ視点
やっちゃんさん視点
・まとめ
最初に、お相手のパーティを載せておく。
カイナが重いため格闘技を誘ってアンコで縛り、ゴースト勢で起点にする作戦だったらしい。
この試合のターニングポイントは2つあり、1つは最初のターンにコノヨに素引きするか否か、2つ目はサルにどのタイミングで鋼テラを切るかである。
まず、パーモットの襷が残った展開を考察してみる。サルを見たらボルチェン→カイリュー引きをするはずなので、鋼テラを切ったサルにカイリューがしばかれ、その後のドロポンまでは共通行動になる。サルを倒したツツミに対し襷の残ったパーモットが出てくるので、カイナがパーモットの冷凍パンチとツツミのドロポンをどれくらい耐えるかという話になってくる。意地鉄の拳込みの冷凍パンチとツツミのドロポンどちらも2割程度のダメージなので、パーモットの襷を削りながらツツミに岩封を入れることはできる。相手のツツミはSを最速マスカ抜きに留めていたので、こちらのツツミで上からフリドラで倒すことができる。
次に、「カイリューの飛行テラバまで考えてサル側は直ぐに鋼テラしながら挑発するべきだった」という点について。これは、サルがほぼ削れていない状態でのカイリューの死を意味する。相手のサルはD無振りでH252だったらしいので、カイリューのエアスラは24~28ダメージほど。残飯の回復量が13なので、毎ターン11ダメ以上が蓄積していくこととなる。ツツミの水テラドロポンが200~236ダメでちょうど乱数50%のため(試合前のダメ計で確認済み)、少しでもスリップが入っていれば確定で落とすことができる。エアスラを見てパーモットに引かれる場合もあるが、襷さえ削ってしまえばツツミが一貫するので楽な展開となる。
長々と書いたが、どの世界戦でもドロポンさえ当てれば勝てる状況を作れていたと思う。今回はぼんやりした構成ではなく、構築単位で明確な勝ち筋とそれを通す方法を確立できていたので、非常にプレイングが楽だった。
チーム単位での戦績
先鋒 カエデニキVSmokomoko 地割れでトド月を消し飛ばして勝ち
中堅 なっつVSシンゲン 黒い眼差しチオンジェンに嵌められTOD負け
2-1で初戦を取ることができました。引き続き頑張りたいですね
総括は以上となります。
お目通しいただきありがとうございました!