kurosukepokeのブログ

メタゲーマーギャグ枠

瑠璃色譚秋ノ舞VSナイン

皆様こんにちは、クロスケぽけです。瑠璃色秋3試合目のお相手はチームでこぼこフレンズのナインさん(@LwXI8)です!企画の対戦会で2回ほど戦ったことがあるのですが、メタゲで戦るのは初めて。社会人パパ系ポケ勢なので、スケジュール調整には気を遣っていきたいですね。

 

お相手のパトナと自由枠(画像作成カエデニキ)

 

クロスケのパトナ

 

・事前考察

 

グライオン 選出予想7/10

羽とギロチンが無くなった悲しきモンスター。飛行テラサフゴに何かしらの打点は持っていそうだが、嵌め型はウーラ対策の水テラスが必須、クマのハイボで身代わり貫通など刺さりが悪い。どちらかと言えばステロ撒きで予想。

 

ドヒドイデ 選出予想6/10

ある程度安定した受け駒ではあるものの、アンコカイリュー剣舞オーガポンまで考えると崩されやすくはある。ただし、水ウーラへの圧であったり毒菱であったりと、役割はあるので抜けることは無さそう。

 

チオンジェン 選出予想5/10

テラスを切る前提であれば、比較的暴れることができる。ただし、自由枠をアタッカー気質にするのであればテラスを残したいため、前のめりであるならば抜け候補。

 

イーユイ 選出予想7/10

妖テラスカーフが相当安定するため、間違いなくその型であると予想。出てくるか否かは、サフゴをどこまで重く見るかによって変わってくる。

 

カイリュー 選出予想9/10

最強ポケモン。今回相手は飛行テラバが打てないので、龍舞アタッカーであるならば妖テラバ型が予測される。場合によってはHBの炎オーガポン止めるマンかもしれない。

 

サーフゴー 選出予想6/10

ミラーは渋いが、カイリューとの相性が単純に良いため前のめりであるならば構築に入ってくる。型は素直に眼鏡か、耐久増強のオボン残飯あたりと予想。

 

相手自由枠予想

のどちらか

本命。相手の並びは受け気味でありSラインも引いため、炎オーガポンが順当にキツい。そのため、単品でそれらに強いこの2体のどちらかと予想。岩はカイリューにより強く、水はウーラオスやサフゴに強くなれる。

 

水テラ草食溶けるヌメルゴン

炎オーガポンに対して強く出れる駒その2。テラ水技で処理速度も担保できるうえ、こちら側から崩す手段がかなり少なく見える。

 

ミミッキュ

シンプルにサフゴカイリューミミッキュの選出がクソ強い。本来苦手な水テラウーラはドヒドで強く抑えが効いているため、比較的動きやすい。一方で、炎オーガポンがよりキツくなるため諸説。

 

まとめると、相手の並び予想は

グライオン@AS襷毒菱ステロorHS毒玉

ドヒドイデ@HB毒菱レッカorゴツメ

チオンジェン@残飯?orサーフゴー@眼鏡or残飯

イーユイ@スカーフ妖テラバ

カイリュー@HAS妖テラバ龍舞orHB水テラ電磁波

自由枠このへん

 

まず考えるべきなのは、いかにしての並びで詰まない、かつパワーのある構築が組めるのかということである。最もシンプルに考えるのであれば、起点からの剣舞炎オーガポンで全て破壊するルートだが、ステロが無い以上カイリューに隙を見せすぎてしまう。また、流石に重い炎ガポンは複数の処理ルートを用意しているだろう。他に崩しとしては固めの挑発零度なども候補によぎったが、スカーフイーユイや岩ポンに弱すぎる。足の遅い要塞化系統(瞑想アシパなど)の戦術はドヒドの黒霧で飛ばされてしまうため、軸としては採用できない。

 

ここで、あることに気づいた。

「重戦車型ポケモンで1ターン目からTODすれば最も安定して勝てるのでは?」

今回はフラットルールのため、60秒の時間と1ターンの処理を合わせれば15ターン程度で試合を終わらせることができる。相手パートナーズは自由枠候補含めて受け寄りであり、なおかつ炎ポンの影響で柔らかいスカーフ持ちor処理速度の遅い受け駒を連れてきている可能性が高い。さらに、ドヒドなど最大HPが低い駒が多い。HPの高いディンルーで居座り、最終ターンに後攻眠るをして割合で勝つ。柔らかいイーユイなどには素直に殴り合いをし数的有利を取ることができるうえ、吹き飛ばしによる起点回避性能も持ち合わせている。が、、、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

シンプルにクソほど面白くないので辞めた。安定性という面で言えば恐らく(チオンジェンが身代わり非採用で地割れを当てれれば)最も高そうではあるものの、そもそもこれは遊びである。自分でやってて面白く無いことをしても仕方ないだろう。というわけで正気を取り戻し、もっと合理的な勝ち筋を探した。

 

さて、逆に言えば相手もTODという強い勝ち筋を持っているため、こちらも遂行速度が速いパートナーズを持っていかなければならない。改めて炎ポンを持っていくルートを考察したりとかなり悩んだが、最終的にオボン太鼓が相手予想自由枠に強く、崩しが担え、対面的な動きもでき基本選出に組み込みやすかったため採用を決定した。

 

・パーティ紹介

 

カイリュー

意地っ張り マルチスケイル 拘り鉢巻き テラ:飛行

H116 A252 B4 D4 S132(181-204-116-108-121-117)

テラバースト 地震 神速 投げつける

4振りグライオン抜き

 

相手自由枠がヤバソチャだった場合に選出する枠。暴れるためにテラスが必須になるため、今回は基本選出に組み込んでいない。投げつけるは能動的に拘りを解除するため採用した(なお威力10)

 

サーフゴー

控え目 黄金の身体 拘り眼鏡 テラ:飛行

H4 C252 S252(163-58-115-203-111-136)

ゴールドラッシュ シャドーボール 10万ボルト トリック

 

カイリューとサイクルを形成する、言わずもがなの強い駒。イーユイに本当に何もできないので、有利対面は一度カイリューに釣り交換をして様子を見るなど、ケアを心掛けたい。

 

水ウーラオス

意地っ張り 不可視の拳 命の球 テラ:水

A252 D4 S252(175-200-120-×-81-149)

水流連打 雷パンチ 剣の舞 アクアジェット

 

相手自由枠がミミッキュ、炎オーガポンだった際に暴れる枠。剣舞球アクジェで炎オーガポンを9割程度の乱数で倒すことができる。

 

ハバタクカミ

臆病 古代活性 気合の襷 テラ:飛行

H4 B252 C188 D4 S60(131-×-107-179-156-179

シャドーボール 痛み分け 挑発 電磁波

陽気グライオンの岩封+地震確定耐え

 

先発でステロや毒菱、身代わりを防ぎながら荒らす枠。役割としては挑発を入れて落ちることで、安全にカイナの起点を作ること。

 

暁ガチグマ

冷静 心眼 隠密マント テラ:飛行

H244 B20 D244(219-75-143-170-116-51

ハイパーボイス 瞑想 眠る 寝言

 

詰め枠。カイナとガチグマどちらかが飛行テラを切ることで、2匹で相性補完を作ることもできる。攻撃技は身代わり貫通のハイボとし、TOD時にドヒドの下から眠るを押すため最遅個体としている。

と思ったら間違えて王冠使用しててS実数地64になってドヒド抜いちゃってたwww(本番は控え目B4C4S4)

 

テツノカイナ

意地っ張り クォークチャージ オボンの実 テラ:飛行

H4 A220 B4 D252 S28(230-206-129-×-120-74)

ドレインパンチ 雷パンチ 吹き飛ばし 腹太鼓

A+6雷パンチでHB特化等倍ドヒドイデ確1

 

積んで殴る枠。グライオンに身代わりで嵌められてしまうのを避けるため、吹き飛ばしを入れている。状況次第では、普通のオボンカイナとして扱えるようADベースとした。

 

完成したパーティ

カミでステロや毒菱を防ぎ、挑発を入れながら倒される。カイナで安全に太鼓を積み、1回でも多く殴る。狩り残しをウーラかガチグマで掃除する。

 

選出パターン

→前

→前

→前

→前(クソきつい)


・試合編

 

選出画面

お相手の自由枠は。ミラー嫌がって連れてこないのではと淡い希望を抱いていたら見事に打ち砕かれた。グライオンが抜けたことでステロを撒かれないことが確定したのでカミが先発必須ではなくなったが、全員に安定する初手が他に思いつかなかったので

を前に置く。剣舞を積めればオーガポンを飛ばすこともできるため2番手に。ラストはカイリュークマカイナの3択で迷ったが、恐らくウーラオスにテラスを切る展開になると判断し、カイリューを除外。カイナと比べて相手カイリューに比較的抗えそうかつ毒菱耐久展開に有利が取れるを選択した。

 

クロスケ視点

twitcasting.tv

 

・まとめ

 

お相手のパーティ

毒菱レッカドヒドで毒を撒きつつ、耐久して詰めるスタンダードな受け構成。

 

試合の流れとしては炎オーガの耐久振りが想定外であり、アンコで瞑想を縛られていたら負けていた。前回の試合で友人T氏から「貪欲に電磁波を撒け」とアドバイスを受けていたので意識して立ち回ったが、結果として上振れに繋がったので感謝を述べたい。

一方で、持ち込んだ構築はあまり煮詰まっていなかった気もする。電磁波を撒くのであればカイナはSを伸ばすべきだったし、カミはグライオンを考慮して間違いなく祟り目の方が良かった。また、警戒される読みで連れて行かなかったものの、初期案の身代わりアンコ剣舞炎オーガはかなり刺さっていたので、軸にしてよかったかもしれない。

プレミはカミで痛み分けを打ったターン。Dダウンがあるので普通にシャドボを打つべきだった。ウーラに関しては、下げたとしてもどのみちチオンに引かれる(そのうえチオン交代で釣り交換できる駒が居ない)ので、様子見の意味も兼ねて切りが正解であったと思う。詰めのターン管理はきちんとできていたので、全体としては80点といったところ。

 

チームとしては、カエデニキが勝ってくれたため2-1で勝利することができた。これによって5位or6位決定戦のプール行きが確定し、最後の対戦相手がチーム「ナッペ山ランナーズ」に決まった。

 

お目通しいただきありがとうございました!